家族で妻の故郷である中国へ里帰りしてきました。
長女(12歳)と次女(10歳)はそれぞれ3歳・0歳以来の訪問。そして長男(6歳)にとっては、今回が人生初の海外です。
今回の最大の目的は、妻の姪っ子の結婚式と、新しく生まれた赤ちゃんの生誕祭に参加すること。ホテルや専門の式場ではなく、「お互いの生まれ育った実家」を舞台に行われる中国の伝統的な結婚式は、まさにカルチャーショックの連続でした!
日本とはスケールも風習も全く違う、ド派手で規格外な中国の結婚式のリアルをお届けします。
総勢400人!?村を挙げての大規模な晩餐会
姪と旦那さんの実家は、車で約20分ほど離れた別の村にあります。
初日は、家で待つ姪(花嫁)を旦那さん(新郎)が迎えに来るところからスタート。「姪と結婚させてください」とご両親に挨拶に来る儀式です。その後、妻の弟であるおじさんとその息子が同行して、新郎の実家へと送り届けます。
私たちは新婦側(妻側の一族)として、妻の実家に特別に設営されたパーティー会場で豪華な食事をいただきました。それでも総勢100人はいたでしょうか。
驚いたことに、新郎側の実家で開かれた晩餐会はなんと総勢400人規模だったそうです!まさに村を挙げての一大イベント。凄まじく派手で豪華な幕開けでした。
新郎の愛を試す!白熱の「ドア封鎖ゲーム」
中国の結婚式には、面白い風習があります。 迎えに来た新郎に「そう簡単には花嫁を渡さないぞ!」と、花嫁が待つ寝室のドアの前に親戚数人が立ちふさがり、新郎の愛の本気度を問いただす口論(交渉)を行うのです。
私たち夫婦も、そのドアの前に一緒に立たせてもらいました。 言葉は分かりませんが、周囲の親戚たちは大盛り上がり!まるでお祭りのような楽しい雰囲気です。
交渉が無事に決着し、親戚一同が結婚を認める代わりにもらったのは、なんとお年玉と高級タバコ1カートン! 我々を含めて10数人もいたのに、全員にワンカートンずつ配るという太っ腹ぶりです。
子供たちも参戦!?寝室での激しい攻防戦
さらに驚く展開は続きます。 ドアを突破した先、姪の寝室には、彼女を囲むように友人たちや親戚の子供たちが第二の壁として立ちふさがっていました。
なんと、我が家の子供たち3人もちゃっかりその最前線に加わっているではありませんか!
新郎&新郎友人チームとの激しい攻防戦。言葉が全く通じない中、子供たち3人も堂々と立ち向かっていました。室内には式を取り仕切るスタッフさんもいて満員状態だったため、私は隙間からちらりと様子を伺うだけでしたが、中では様々なゲームが繰り広げられていたようです。
最終的に、子供たちもちゃっかり高級タバコをワンカートンずつ(計3カートン)ゲット。先ほどと合わせて合計5カートンという、謎の大漁状態になりました(笑)。
祝儀は「純金」!?驚愕のプレゼント交換
ゲームで決着がついた後は、お祝儀を渡すイベントが始まります。 祖父母、両親(妻のお姉さん夫婦)、弟さん夫婦、そして我々と、順々にビデオカメラが回る中でお祝いを渡していきます。
ここでも日本との違いに驚愕しました。 お金を包む文化もあるのですが、メインはなんと「純金のネックレス」を直接姪の首にかけていくのです!
次々と金がかけられ、姪の首周りはあっという間に純金でいっぱいに。 「おいおい、これいったい総額いくらになるんだ…!?」と、心の中で突っ込まずにはいられませんでした。
ちなみに私たちは、日本から祝儀袋を持参していたので、日本風に包んでお渡ししました。勝手が分からず周りの雰囲気を見よう見まねで合わせていましたが、本当に貴重な経験でした。
巨大爆竹とロールスロイス!最後まで規格外
すべての儀式が終わり、新郎の家へ向かうために外へ出ると、そこにはピカピカの「Rolls-Royce(ロールスロイス)」が停まっていました。 さすがに自家用ではないと思いますが、めちゃくちゃカッコよかったです。
そして出発時、最大級の衝撃が待っていました。 パーティーの開始時やイベントの節目節目で大量の「爆竹」を鳴らす風習があるのですが、最後はスケールが違いました。
道端に置かれた、直径40cmほどのぐるぐる巻きの物体。 なんだろうと思って見ていると、横にいたおじさんがタバコで火をつけました。
「ジリジリジリ…」という音の直後。 鼓膜が破れるかと思うほどの凄まじい破裂音!! 筒や紙が激しく飛び散りながら、爆発音が延々と続きます。「あの距離であの量は絶対に危ない!」と、数発鳴った瞬間に家族で急いでその場を離れました。
息子は興奮して大喜びでしたが、日本の常識が通用しない凄まじい迫力でした。
まとめ:子供たちの好奇心を育む最高の経験に
日本とは全く違う風習やスケール感に、終始驚かされっぱなしの結婚式でした。
しかし何より印象的だったのは、言葉が通じない環境でも物怖じせず、現地の輪にぐんぐん入っていく我が子たちの姿です。親の私たちよりも前に出て異文化を楽しもうとするたくましさに、深く感心させられました。
この強烈な刺激は、間違いなく子供たちの人生にとって大きなプラスになったはずです。これからも、この好奇心をつぶさないように見守っていきたいと思います。
さて、すっかり長くなってしまったので、翌日に行われた「赤ちゃんの生誕祭」の様子は、また次回の記事で綴ることにします。お楽しみに!
💡あなたはどうですか? 海外の結婚式に参加したことのある方、日本との文化の違いで驚いたエピソードがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!


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